注文住宅を建てるには?完成までの流れをチェック

間取り決めは注文住宅の肝

このページでは、注文住宅づくりのなかでもとくに重要な間取りについて、タブーや失敗例などを紹介していきましょう。

やってはいけない住宅の間取り

住まいの生活動線やすみ心地のよさを大きく左右するのが、間取り。

つまり、間取り次第で注文住宅づくりは成功になり、また失敗ともなるのです。

そこで、みなさんの家づくりが失敗することのないよう、「これだけは避けてほしい」という間取りについて説明しておきましょう。

【間取りのタブー1】LDKとトイレが同じ空間

これは、LDKからトイレが直接出入りできる間取りにしない、トイレとは廊下などを介して動線をつくる、ということ。

想像してみてください。リビングでくつろいでいるとき、ダイニングで食事をしているとき、キッチンで調理をしているとき。そのときにトイレの出入りがあると心地よいものではありません。ましてや食事中に大のほうだとたまったものではないでしょう。家族だけならまだしも、来客時には最悪の間取りとなります。

【間取りのタブー2】LDKと脱衣所が接している

トイレ同様に、脱衣所もLDKとは離しておくのが吉。来客に湯上り姿を見せたくはないでしょう。

【間取りのタブー3】スイッチの位置がおかしい

ドアを開けてすぐのところに照明のスイッチがなければ、不自由極まりありません。いい加減な設計だと、これが現実に起こりうるのです。

とくに、玄関では子どもでも手の届く位置にあることが求められます。出かけ際、靴を履いて電気を消そうにも手が届かない…。結局、靴を脱いで消して、暗闇で靴をまさぐる…。最悪ですね。

【間取りのタブー4】バルコニーの幅が狭隘

バルコニーの広さも見落としがちなポイント。奥行きが狭いと洗濯物も十分干せず、干すにしても作業動線が窮屈でかなりのストレスを与えられます。

なかには、完成してみたら60cm程度の奥行しかないバルコニーで、人1人立っておしまい、というケースも。狭いバルコニーは、もはやただの飾りにすぎません。設計時に必ずチェックしておきましょう。

【間取りのタブー5】家具、家電の存在を無視

全体の間取りばかりに気をとられ、家具や家電を置くことを忘れるケースも少なくありません。窓が高すぎてエアコンが設置できない、柱が張り出していてタンスが置けない、家電をおきたい位置にコンセントがない、ということがないようにしてください。

わたしはこれで失敗しました

  • 「2階に寝室をつくったが、階段も窓も狭く、ベッドが搬入できなかった」
  • 「子ども部屋の形状・デザインにこだわりすぎ、結果、ベッドも机も置けない」
  • 「あこがれの吹き抜けをつくったはいいが、冷暖房効率がとにかく悪い」
  • 「駐車場をビルトインしたが、駐輪スペースがなく自転車を置けなくなった」
  • 「書斎とトイレを隣接させたが、排せつ音まで聞こえてしまう」
  • 「とにかく日当たりにこだわったら、夏、暑すぎてしんどい」

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